シンガポール入国、ホテル隔離②~ホテルチェックインまで~

日付: 2020年07月23日 | カテゴリー:シンガポール事情

入国手続きのあと、普段のように預け荷物をピックアップすると、胸のシールに応じて待機場所を振り分けられます。このシールをうっかり落としたり失くしたりしていると面倒なことになるそうなのでご注意ください。ホテル隔離組は、ディスタンスを保ちながら一ヶ所に集められるのですが、ここでボーディングパスを提示するように言われます。入国直後に捨ててしまう方はいないと思いますが、すぐに提示できるようにしておくと良いと思います。
 
こうしてホテル隔離組が全員そろったのを確認してバスへ移動開始しますが、この間どのホテルに行くのかなどは一切知らされません。黙ってついていくだけでした。なお、税関の荷物検査は全員まとめて素通りでした。バスに乗ってからもどこに向かうかの説明はなし。シークレットツアーのようでちょっとドキドキしますが、結論としては筆者の場合、マンダリンオーチャードでした。チェックインはバスから荷物を回収出来た者から、3人単位でエレベーターにのってチェックインしました。このチェックインの順番待ちがここまでの行程で一番待ったような気がします。
 
事前に体調確認などのA4裏表一枚の申告書類に記入をし、自分の番になったら、申告書類とパスポート、ビザのカードを提出してチェックイン完了。通常のようにカードキーを渡されて、部屋へ移動して隔離開始です。
 
気なる部屋は、通常のマンダリンオーチャードのツインルームでバスタブ付きでした。チェックインのタイミングで係りの方から、Kingルームが残り一つだと言われたのですが、もう一人の日本人の方と話しあい、筆者はベッドサイズにこだわりはないので(マンダリンオーチャードであればツインでも十分なサイズですし)その方にKingを譲りました。
マンダリンオーチャードの場合は、各利用に用意されているKingが良い方は数に限りがあるようなので、バスからなるべく早く移動して早めにチェックインされるとよいでしょう。
なお、チェックインしてくれた係りの方曰く、日本人はバスタブがある部屋を好むので、なるべくバスタブのある部屋にしていると言ってました。
 
あと、たまたまこのKingベッドの方が質問されていたのですが、ホテル隔離が終わった後15日目以降も引き続き同じ部屋には泊まれないそうです。一般客用の部屋にチェックインしなおす必要があるとのことでした。
 
 
※全て2020/7/21時点の情報ですので都度最新情報をご確認ください
 
※当サイトの記事/写真の無断転載を禁じます

シンガポール入国、ホテル隔離①~入国手続きまで~

日付: 2020年07月22日 | カテゴリー:シンガポール事情

2020/7/20以降、シンガポールに入国する日本人(PR保有者を除く)への隔離措置が、自宅隔離でもよかったものが、ホテル隔離(14日間の隔離中のホテル代は計S$2,000で全額自己負担)へと厳格化されたことになりました。筆者は運悪く2020/7/20の深夜チャンギ空港着の事前申請でしたので、ホテル隔離の変更後の初日にシンガポール入国することになりました。トホホな体験なのですが、せっかくですので、その経験をここでまとめ共有させていただきます。乱筆乱文で恐縮ですが、参考にして頂ける点があれば幸いです。
 
まずは事前手続き。入国予定日の30日前からMOMの下記サイトで入国の事前申請し許可を得るのが最初の手続きとなります。
https://form.gov.sg/#!/5e3cbabee41f590012014e91
 
許可が下りると、メールの文面をプリントアウトしイミグレーションに提出しなければならず(日本で飛行機にチェックインする際にも提示を求められます)、プリントアウトしていないとビザを取り消すとの強めの一文があるので要注意。
 
申請時に指定した入国予定日の前後1日も含めて計3日の入国日が許可されます。
あと、入国後のStay Home Notice期間(14日間の隔離)時、当局からWhatsAppや入国後にダウンロードを求められる隔離管理アプリ(Homerという名称)などで連絡が入りますが、その際に毎日体温を報告(一日に3回)しなければならないので、体温計を持参することも忘れないようお気をつけください。
 
次に入国予定の3日前からICAにオンラインで(QRコードを読み込むとフォームが表示されます)health declarationを提出することが出来ますが、これはチャンギ空港についてからイミグレーシの直前で申請しても良いので、到着してからでもかまいません。ただし到着後スムーズに入国手続きをしたい方は事前に提出されることをお薦めします。筆者は事前に申請しておこうとICAのサイト上でQRコードを探したのですが上手く見つけられず・・・チャンギ空港についてからでいいかと思っていたら、成田空港でチェックインする際にカウンターにA4一枚の案内が置いてありそこにQRコードが記載されていました。
 
上記の2点の事前申請がこれまでの入国手続きと異なる点です。在住者にはなじみのある自動入国機のカウンターは閉鎖されており、全員が対人での入国手続きとなります。パスポートに加え、お持ちのビザのカードの提示も必要となります。対人の入国手続きの前に、幾つかテーブルがあり係員が待ち構えています。そこで各種書類を確認され、自宅隔離で済むのか、ホテル隔離の対象かを振り分けられ、胸にシール(筆者はホテル隔離でしたので黄色のシールでした)を貼られます。それから、通常のいわゆる対人の入国手続きを行います。
 
 
※全て2020/7/21時点の情報ですので都度最新情報をご確認ください
 
※当サイトの記事/写真の無断転載を禁じます

おかげさまで8周年

日付: 2020年07月20日 | カテゴリー:お知らせ

皆様からのご支援とご指導のお蔭をもちまして、

2020年7月20日、弊社は設立8年となりました。

この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。

今年はまだ下半期に入ったばかりですが、

COVID19(いわゆる新型コロナウィルス)の感染拡大で

今でも各国、各業界の多くが非常に深刻な影響を受けており、

当下半期のみならず、向こう1年、場合によっては数年は

社会活動、経済活動は相当なダメージを受けると考えられます。

弊社も創業以来の未曾有の困難に遭遇しておりますが

なんとか耐え忍び、事業の継続とさらなる拡大に向けて

日々努めてまいりますので、至らぬ点は多々あろうかと存じますが、

今後ともご支援とご指導のほどよろしくお願いいたします。


2020年7月21日 代表取締役 荒川 満

シンガポール政府が2020年5月1日より外国人雇用規制を強化

日付: 2020年04月07日 | カテゴリー:就労ビザについて

シンガポール人材省 (Ministry of Manpower、「MOM」)は、
外国人の雇用についての新しい規則を発表しました。
 
2020年5月1日から、
EP(エンプロイメントパス)取得に必要となる最低月額給与が、
これまでの月額3,600シンガポールドルから、
月額3,900シンガポールドルに増額さされます。
 
なお、この月額給与は最低金額であり、EP申請時のMOMの審査では、
 

  • 対象者の学歴
  • 対象者の年齢
  • 雇用主の資本金、決算や財務状況
  • その他諸事情
 
を含めて、各申請ごとに個別にかつ総合的に判断されます。

また既存のEP保持者については、
2021年5月1日以降の更新(雇用主が変更されない更新にのみ適用)
に対して新しい資格要件が適用されるとのことです。
 
原文は下記のMOMのサイトをご確認ください。
 
https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/employment-pass/eligibility

※当サイトの記事/写真の無断転載を禁じます

シンガポールにおける就労ビザ(エンプロイメントパス=EP)の近況~その3~

日付: 2020年01月28日 | カテゴリー:就労ビザについて

前回に引き続きシンガポールにおける就労ビザの一つEmployment Pass(以下EP)について
 
2019年弊社で取り扱った事例の一部を以下に挙げさせて頂きます。
 
皆様のご参考となれば幸甚です。
 
【2019年EP取得基準の事例~20代~】
 
20代前半、墺大卒、S$4600/月
 
20代前半、中堅私立大卒、S$3600/月(明治学院大卒福井さん)
 
20代中盤、中国公立大学院修了、S$4100/月
 
20代中盤、地方国立大卒、S$4300/月
 
20代後半、上位私立大卒、S$4200/月
 
20代後半、上位私立大卒S$4200/月
 
【2019年EP取得基準の事例~30代~】
 
30代前半、中堅私立大卒、S$5800/月
 
30代前半、中堅私立大卒、S$2400/月
 
30代前半、英国大卒、S$5950/月
 
30代前半、上位私立大卒、S$4700/月
 
30代中盤、上位私立大卒、S$6300/月
 
30代中盤、香港公立大学院修了、S$5400/月
 
30代中盤、高卒+ビジネスブレイクスルー大学院修了、S$6100
 
30代中盤、中堅私立大卒、S$6600/月
 
30代中盤、中堅私立大卒、S$5400/月
 
30代中盤、豪州大院修了、S$5400/月
 
30代中盤、上位私立大卒、S$5300/月
 
【2019年EP取得基準の事例~40代~】
 
40代前半、米国州立大卒、S$5900/月
 
40代前半、中堅私立大卒、S$5900/月
 
40代中盤、有名私立大卒、S$5900/月
 
※2019年1月~2019年12月末の期間内に、弊社経由での就職によりEPが発給された方、
 
ビザ申請代行をさせて頂いた方、またはシンガポール人財省(Ministry of Manpower)の
 
Self Assessment Tool(以下SAT)↓にてシミュレーションした際の結果です。
 
https://service1.mom.gov.sg/workpass/sat
 
以上となります。
 
 
※当サイトの記事/写真の無断転載を禁じます