シンガポール⇔日本のビジネストラック①~大使館への申請まで~

日付: 2020年11月12日 | カテゴリー:シンガポール事情

まず大使館のホームページ
(https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/phased_measures_for_resuming_cross-border_travel.html)
をパッと見てもどこ宛に申請書類を送ればいいのか分かりませんでした。

問合せ先のメールアドレス(fastlane@sn.mofa.go.jp)はあるのですが・・・
筆者には見つけられなかったので、問合せてみたところ30分ほどで返信が来て、
問合せ先のメールアドレス=申請書類の提出先とのことでした・・・
 
また、提出書類の本邦活動計画書
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/page22_003415.html)
に、以下のような申請をする項目があるのですが
新型コロナウイルス感染症の検査結果待機場所
(やむを得ない事情により空港内での待機ができず、
受入企業・団体が確保した施設(含:保養所、寮)で待機する場合)
 
どことすればいいのかちょっと迷いながらも自宅を記載して提出しました。
すると、これまた15分ほどで返信がきまして、
『到着時の検査は不要なので、空欄にして再提出してください』と言われましたが・・・
だったらこの項目不要じゃないですか!?
そして不要な項目であれば、わざわざ再度空欄にして再提出する必要あるのでしょうか・・・
 
また入国者情報の欄に【本国住所】という項目があるのですが、
筆者の日本語力の問題か、お役所用語を理解していなためか、
本国=日本と理解し、日本の住所を記載して提出しました。
ところが、『こちらにはシンガポールの住所を書いてください』
との指摘を受け、修正し再提出しました。
ただ、それであえば【居住国住所】のほうが分かりやすいと思うのですが・・・
 
あと、本邦活動計画と併せて提出する誓約書については、
受け入れ企業の法人印の押印が必要なのか不要なのか分かりませんでした。
2020年10月30日更新のフォーマットには「印」の記載がない。

しかし2020/10/20(その後2020/11/11改訂)に出されている
「ビジネストラックの手続きについて」(シンガポール・韓国)には
(https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/1020bt2.pdf)
誓約書には受け入れ企業の社印の押印が必要でフォーマットには「印」の記載がある。
印鑑の廃止が叫ばれている昨今なので、不要になった
(2020/11/11日改訂版には社印を押すようにとの注意書きもなくなっています)
とも取れるがはたして・・・

筆者の場合は、念のため受け入れ企業の方に押印もお願いしました。
気になる方は別途問合せられるのが良いと思います。
 
上記のように情報やフォーマットが掲載されているサイトが点在していて集約されていない点や、
他にもツッコミどころが満載ではありますが、大使館や外務省の方々もお忙しいでしょうし、
都度変更があるので対応しきれていないのだろうと思うと、責める気にもならず・・・
対応に追われていらっしゃることを想像すると、むしろ気の毒な気もしました。
 
金曜日の夕方17時過ぎに申請書類を提出、
火曜の13時前には承認されカバーレターが出てきました。
中一日の営業日とは思ってた以上に迅速な対応で正直驚きました。
なお本邦活動計画書上の訪問先については、後付けで記載し再提出することで、
申請後のスケジュール変更や訪問先追加を行うことが出来るそうです。
 
 
※全て2020/11/11時点の情報ですので都度最新情報をご確認ください
 
※当サイトの記事/写真の無断転載を禁じます