シンガポール入国、ホテル隔離①~入国手続きまで~

日付: 2020年07月22日 | カテゴリー:シンガポール事情

2020/7/20以降、シンガポールに入国する日本人(PR保有者を除く)への隔離措置が、自宅隔離でもよかったものが、ホテル隔離(14日間の隔離中のホテル代は計S$2,000で全額自己負担)へと厳格化されたことになりました。筆者は運悪く2020/7/20の深夜チャンギ空港着の事前申請でしたので、ホテル隔離の変更後の初日にシンガポール入国することになりました。トホホな体験なのですが、せっかくですので、その経験をここでまとめ共有させていただきます。乱筆乱文で恐縮ですが、参考にして頂ける点があれば幸いです。
 
まずは事前手続き。入国予定日の30日前からMOMの下記サイトで入国の事前申請し許可を得るのが最初の手続きとなります。
https://form.gov.sg/#!/5e3cbabee41f590012014e91
 
許可が下りると、メールの文面をプリントアウトしイミグレーションに提出しなければならず(日本で飛行機にチェックインする際にも提示を求められます)、プリントアウトしていないとビザを取り消すとの強めの一文があるので要注意。
 
申請時に指定した入国予定日の前後1日も含めて計3日の入国日が許可されます。
あと、入国後のStay Home Notice期間(14日間の隔離)時、当局からWhatsAppや入国後にダウンロードを求められる隔離管理アプリ(Homerという名称)などで連絡が入りますが、その際に毎日体温を報告(一日に3回)しなければならないので、体温計を持参することも忘れないようお気をつけください。
 
次に入国予定の3日前からICAにオンラインで(QRコードを読み込むとフォームが表示されます)health declarationを提出することが出来ますが、これはチャンギ空港についてからイミグレーシの直前で申請しても良いので、到着してからでもかまいません。ただし到着後スムーズに入国手続きをしたい方は事前に提出されることをお薦めします。筆者は事前に申請しておこうとICAのサイト上でQRコードを探したのですが上手く見つけられず・・・チャンギ空港についてからでいいかと思っていたら、成田空港でチェックインする際にカウンターにA4一枚の案内が置いてありそこにQRコードが記載されていました。
 
上記の2点の事前申請がこれまでの入国手続きと異なる点です。在住者にはなじみのある自動入国機のカウンターは閉鎖されており、全員が対人での入国手続きとなります。パスポートに加え、お持ちのビザのカードの提示も必要となります。対人の入国手続きの前に、幾つかテーブルがあり係員が待ち構えています。そこで各種書類を確認され、自宅隔離で済むのか、ホテル隔離の対象かを振り分けられ、胸にシール(筆者はホテル隔離でしたので黄色のシールでした)を貼られます。それから、通常のいわゆる対人の入国手続きを行います。
 
 
※全て2020/7/21時点の情報ですので都度最新情報をご確認ください
 
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